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学校給食と保育について質問 [日本共産党岡山市議団]

本日、個人質問の2番目に登壇しました。
冒頭で議会運営の正常化について一言、申し上げてから質問に入りました。
答弁については、また書きます。とりあえず内容は次の通りです。議場では、学校給食の現場を視察した際の写真などを示しながら質問しました。

2017年6月議会 日本共産党岡山市議団 林潤個人質問

1.学校給食の調理は市が直営で
操南中学校では、一学期の間は学校に給食の調理場があるにもかかわらず調理が行われず、南区の3つの中学校と給食センターから分散して給食が運び込まれる状態になりました。
市教委が調理業務の委託先として選定した業者が2月に選定の指名を受けた翌日に辞退し、4月から調理業務を受ける業者が選定できなかったからです。
日本共産党岡山市議団で、給食が運び込まれている操南中学校と、給食を運び出している3つの中学校の現場がどうなっているのかを見に行きました。
3つの中学校は給食を運び出すような設備にはなっていませんし、操南中学校もトラックで運び込まれるような想定はしていません。軒先の段差にトラックの後部を付ける変則的な搬入です。衛生や配膳に問題が生じないように特別な注意が必要になります。
操南中学校では、11時54分から12時過ぎの間に次々と給食を入れたコンテナを積んだトラックがやってきました。
給食センターからの搬入が前提になっている学校はトラックを付ける搬入口が整備されていて、コンテナの保冷や保温をするための電源もあります。操南中学校にはその設備はありません。コンテナに保冷剤がいくつも入れられていました。
トラックから調理場の横にコンテナを下ろすと、生徒が受け取りに来る準備です。
本来は、調理場からカウンターで受け取る一方通行の動線です。それが調理場の前にコンテナが置かれ、通常の手洗い場も使いにくい状態でした。
運び出す側の福南中学校では、11時半過ぎに操南中学校へ運ぶコンテナにおかずが積み込まれました。コンテナの鍵を開けて、おかずの入った容器を種類と数を間違えないように、こぼれないように並べていました。
福南中学校には、11時45分にトラックが到着しました。先に福浜中学校で調理された給食が積んでありました。そこへ福南中学校からのコンテナを積み込み、11時49分に出発していきました。
中学校の昼食は12時50分からです。操南中学校への搬出に合わせて1時間半以上前に調理します。
汁物は鍋で保温していると煮詰まってしまうので水の量を多くしなくてはなりません。大量調理のプロでも食数が変わるとちょうどいい味にするために最初は試行錯誤もあったようです。夏場に向けては暖かくなるので輸送時間を考えて悪くなりにくいように味を濃いめにするとのことでした。食べるまでの時間の違いは味にも影響します。
給食の到着、教室への搬入の作業以外にも影響がでました。
4月の献立は決まっており食材は発注済みのため、それぞれの学校と給食センターからいろいろなメニューが運び込まれていました。
1年生の献立、2年生の一部の献立、2年生の他の一部と先生の献立、3年生の献立です。同じ日もあれば、4種類の日もありました。アレルギー対応もきめ細かくできません。
また給食を調理する方は普段より25%ほど多い食数を調理しなくてはならず、早くはできないので短縮授業ができません。
家庭訪問の期間も短縮授業にできず、先生が学校を出発するのが遅くなるために、期間を長く取ったそうです。運び出す方の学校にも同じ影響がありました。
こんな事態が発生したのは、人件費が主である調理業務のコスト削減のために調理員の処遇が悪くなり、人が集まらなかったためだと考えます。
食育やアレルギー対応がいっそう重要になっています。調理員に安定した体制で技能や経験を積んでもらい、栄養士も教育の一環としての位置づけを高めることが必要です。

そこでお尋ねします。
(ア)操南中学校で自校調理ができなくなった状況をどう考えていますか。
(イ)外部搬入の対応には費用がいくら掛かりましたか。
(ウ)給食を搬出する側と搬入される側にどのような課題がありましたか。
(エ)なぜ調理員の直接雇用で対応しなかったのですか。
(オ)一学期の提供と二、三学期の提供で費用は当初の予定よりいくら多く掛かりますか。
(カ)二学期からの委託金額の根拠をお示しください。
(キ)民間委託の調理員の処遇を市は把握していますか。
(ク)調理員に求められる技能や経験をどのように考えていますか。
(ケ)市が、調理員が集まる処遇で責任をもって雇用するべきではありませんか。
(コ)これ以上の調理業務の民間委託は見直し、学校給食の調理業務は直営に戻していくべきではありませんか。

2.待機児童解消は公立園の活用で
岡山市は、『施設配置の最適化における公立施設の整備等の進め方について』平成28年3月、において
「(1)公としての役割(セーフティネット、岡山型一貫教育・地域との連携のかなめ)を担う市立施設は、教育・保育提供区域ごと(市内30区域)に市立幼保連携型認定こども園として整備します。
(2)その他の施設は、区域内での人口バランスなど地域事情や地域の声も踏まえて、民営化や廃止も含めて今後の在り方を検討します。 」
としています。
市内で公立の保育園と幼稚園を30に減らしてしまう、という決定がまず問題です。進め方にも問題があります。
耐震化や老朽施設の建て替えに認定こども園化を合わせるやり方です。
教育・保育提供区域「中2」では高島保育園が認定こども園候補園とされ、市は耐震性が不足している園舎の建て替えに合わせて認定こども園にしようとしています。
他に認定こども園の対象園になっていない幼稚園は、中区では三勲、旭東、平井、竜之口、富山です。裏返せば廃止か民営化の対象幼稚園です。
耐震化や老朽施設の更新は必要ですが、制度的な運営のあり方は本来、別な話です。
市は、地域が高島幼稚園の民営化を了承したとして、高島幼稚園を廃止して、近傍に私立の認定こども園を整備する方針で、地域や幼稚園のPTAに説明しています。
地域で考えてきた「手狭になっている高島小学校の教育環境をどうよくするか」が高島幼稚園の廃止と私立認定こども園の整備にすり替えられてしまっています。
高島幼稚園の耐震化は今年度の当初予算に含まれています。平成30年度からは安全な園舎で過ごせるのか、平成29年度に入学した園児に途中で私立の認定こども園に転園してもらうのか、卒園までは運営するのかなど、本来、市が責任を持って検討すべきことです。
公立幼稚園は、学校評議員などで地域の人たちがかかわり、学区の子どもを主に受け入れている公立幼稚園は、地域の子どもを地域で育てることを実践しています。
保護者には、選んで子どもを入れたところなので公立園として残して欲しい、という声があります。公立施設を30施設に、というのは保護者の声でも何でもありません。
また市は、同じ幼児教育・保育提供区域の高島保育園は、耐震化の建て替えにあわせて公立認定こども園にする方針です。もともと子どもが多い保育園に一号認定の子どもを加えたら幼児施設としての適正規模を超えてしまいます。
保育園の待機児童解消は、2月議会でも田中のぞみ議員が紹介したように、国は公立施設についても財源を措置している、と言っています。2015(平成27)年4月24日の参議院総務委員会で高市早苗総務大臣が「従来の国庫補助金の補助額が二分の一であったことに鑑み」として財源の説明をし、結論として「公立保育所の施設整備費及び運営費につきましては、国庫補助金の一般財源化による影響が生じないように、適切な地方財政措置を講じているところであります。」と答弁しています。
公立保育園は公立保育園のままでの整備と運営が可能です。
子どもが少なく教室が空いている幼稚園の活用の方が直接的な待機児童の解消に繋がります。
これまで日本共産党岡山市議団は、一時保育や3歳児保育、延長保育で保護者のニーズに応えるように提案してきました。
今年度から今幼稚園と妹尾幼稚園で空き教室を活用した一時保育が始まっています。これらも我が党市議団で現場を視察しました。
現状は手厚い体制と言えますが、活用が充分とは言えません。
そこでお尋ねします。
(ア)市として高島幼稚園の耐震化と移転の関係についてどのような説明をしてきましたか。
(イ)現在の高島幼稚園の子ども達は平成30年度には耐震化された園舎で過ごせるようになりますか。
(ウ)教育・保育提供区域「中2」つまり高島中学校区で認定こども園の候補園にならなかった高島幼稚園と旭竜幼稚園は廃止、という認識でいいですか。
(エ)高島幼稚園が移転したら、速やかに高島小学校のプールもしくは体育館の移転建て替えをすべきですが、どのように進めますか。
(オ)旭竜幼稚園の土地や園舎の活用はどう考えていますか。
(カ)幼稚園の空き教室を活用した一時保育はどのような状況ですか。
(キ)教室が空いている公立幼稚園での一時預かりを拡大すべきではありませんか。
(ク)保育の一時預かりをしない公立幼稚園でも3歳児保育、延長保育を拡充すべきではありませんか。
(ケ)小学校と幼稚園が隣接しているところでは、小学校の調理場を活用した給食の提供ができるのではありませんか。
(コ)公立園の施設整備費及び運営費は地方財政措置が講じられているのではありませんか。
(サ)地域に根ざした幼児教育施設として公立幼稚園は残していくべきではありませんか。
(シ)公立施設を30施設だけにする方針は改めるべきではありませんか。
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