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自民党政権はお引き取りを [国政]

2017-08-04T08:00:36.JPG石破茂著『日本列島創生論―地方は国家の希望なり』を読みました。
自民党の政治家が自分達がやってきたことがもう駄目だ、と書いています。
自民党の政権にはお引き取りを願わないと駄目です。

石破氏は、アベノミクスの実感がない人たちに恩恵が行きわたる保証はない。アベノミクスは時間稼ぎ。株価は上がっても日本の雇用の7割を占める中小企業の状況を示しているわけではない。
などと書いています。
一見、率直ですが日本が「甦る」必要がある状況になった理由については「危機感が足りなかった」「本気でなかった」と言うばかりで方向が間違っていたとの反省はありません。
アベノミクスの「道半ば」と同じ言い繕いです。

昭和40、50年代を「新幹線もなく、高速道路網もなく、飛行機も飛んでいない―それにもかかわらず、あの時代、地方は確かに元気だったのです」と懐かしんでいます。
果たして「にもかかわらず」でしょうか。
交通や通信の発達は地方を活性化させるとは限りません。拠点機能が東京や他の大都市へ引き揚げられて空洞化することもあります。
また無駄なインフラ整備の公共事業が莫大な借金や政治家と企業の癒着など、今の状況を作ったのです。

国とのパイプの太さを売りにして国から予算を引っ張ってくる人を首長に選ぶことを批判的に書いていますが、そういう人こそが自民党が推してきた首長です。
石破氏は自公が押した候補を破ったある首長の手腕を評価しています。そんなことなら最初から相手を支持すればいいことです。
林業の可能性に言及していますが、衰退は自民党の政策の結果です。
政治家は誰でもいいわけではないことを強調されると、自民党は「誰でもいい」中で選ばれていたと自認しているのかと思います。

どこを読んでも「その責任は自民党」「だったら自民党の政治を変えましょう」と言うしかない本でした。

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